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2004-03-10 13:42:00

『朝日新聞』 平成16年(2004年)3月10日

 青森の救世主と呼ばれる日が来るかもしれない。慶応大助教授の金谷年展さん(41)が仕掛け人になった県の「環境・エネルギー産業創造特区」。燃料電池の広域利用計画が全国で初めて動き出した。

 もう一つの顔は県産食材にこだわるラーメン店のオーナーだ。02年、青森市内に「あおもりラーメン金太郎」を開店。究極のラーメン、究極のチャーハン――。メニューには「究極」の文字が並ぶ。「地産地消」に付加価値をつけた「地産地加地消」の実践を目指す。「地元消費だけなら工夫は価格競争だけ。キロ千円をキロ3千円にする知恵を絞らないと」

 県立保健大助教授として過ごした3年間で魅力にとりつかれ、今や「青森応援団」を自認する。「もっと宣伝して下さい。宝物があるんだから」。巨漢を揺らし、青森の一次産業を励まし続けている。